そんな悩み、ありませんか?
実はこれ、家具やインテリアの問題ではなく
「照明の使い方」でほぼ解決します。
私自身、住宅設計の仕事でたくさんの家を見てきましたが、
部屋の雰囲気を一番変えるのは家具ではなく「光」です。
インテリア照明は「後付けの置き型照明」を主役にするとおしゃれな部屋に近づきます。
寝室を「ただ寝る場所」から「リラックスできる空間」へ変えてみませんか。
なぜ賃貸の照明は「落ち着かない」のか?
おうちで、「なんだかリラックスできないな」と
感じるのには建築的な理由があります。
1. 「とりあえずダウンライト」の罠
最近の賃貸物件では、デザイン性を高めるために
(だけではないですが、専門的すぎるので記事では割愛します)
ダウンライトがあらかじめ設置されていることが増えました。
一見おしゃれで照明も買わなくてよいのでラクですが、
ここには大きな落とし穴があります。
ダウンライトは天井を貫通して設置するため、入居者が位置を変えることはできません。
このように、自分の生活スタイルと照明の位置がズレていることが、
日々の小さなストレスに直結しているのです。
2. 「一室一灯」がもたらす平坦な暮らし

日本の賃貸物件の照明計画の多くは、
- 部屋の隅と真ん中にダウンライト
- 部屋の中央にダウンライトの集中配置
- 部屋の真ん中にシーリングライト
の計画が多いです。
これは、部屋の隅々まで均一に照らしている状態です。
つまり、「太陽が常に真上にある昼間状態」と似ています。
自然の中の木漏れ日が心地良いのと同じで
光にはムラがあったほうがリラックスしやすいです。
その結果、自宅が病院の待合室やオフィスのような
「作業のための無機質な空間」になってしまうのです。
この空間の中で
リラックスモードに切り替わるのはむずかしいです。
3. 「白すぎる光」が自律神経を乱す
LED照明の光の色は基本的に、
- 電球色
- 温白色
- 昼白色
- 昼光色
の4色あります。
上記、上からオレンジ色の温かい光で
下にいくにつれ青白く明るい光になります。
備え付けの照明は、青白い昼光色や昼白色になっていませんか?
青白い光は活動を促す光として効果的で、
勉強や作業、調理などには最適ですが、
夜やリラックスしたいリビング・寝室などで
この光を浴び続けると睡眠ホルモンの分泌が抑制され、疲れが取れにくくなります。
住宅では、部屋の目的によって使い分けるのがベストですが
すべての部屋に同じ色の照明が入っていることが多いです。
賃貸で照明を失敗しないための3つのポイント
そんな賃貸だからこそ、以下の3つの戦略が重要になります。
1. 天井のライトを「消す」勇気を持つ
一番手軽で効果的なコツは、
メインの天井照明を思い切って消す(または暗く絞る)ことです。
「暗くない?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫!
代わりに、
- 視線の高さにあるテーブルの上
- 足元
- ソファの横
などに光を分散させましょう。
これだけで、空間に溜まりができ、高級ホテルのような雰囲気が漂います。
2. 「多灯分散」で影のグラデーションを作る
照明の先進国、北欧の家庭では、
1つの部屋に5〜7個の照明があるのが当たり前です。
- 読書をする手元を照らす光
- 観葉植物やアートを照らす光
- 壁を照らして奥行きを出す光
これらを組み合わせることで、部屋の中に
「明るい場所」と「暗い場所」の心地よいムラが生まれます。
「暗がり」があるからこそ、光は美しく見えます。
3. 「光の重心」を下げる
心理学的に、
光が高い位置(天井)にあるほど脳は活動的になり
低い位置(床・テーブル)にあるほどリラックス状態に入ります。
天井からの光に頼るのをやめ、
フロアスタンドやテーブルランプを導入して、
光を自分の腰より低い位置へ集めることで
心が穏やかになるのを実感できます。
照明を追加するなら「この3タイプ」から
後から部屋に照明を追加する場合、
基本的に選ぶべきは次の3種類です。

- ダイニングやテーブルを照らす「ペンダントライト」
- 空間に奥行きを作る「フロアライト」
- 好きな場所に置ける「テーブルライト」
この3つが揃うだけで、
部屋の雰囲気は劇的に変わります。
ここからは、私がおすすめしている
一生使える北欧照明を紹介します。
部屋を格上げする「一生モノ」の北欧照明
ここからは、私がプロの視点で空間の質が確定すると
断言できる北欧の名作をご紹介します。
照明は単なる家電ではなく、価値が落ちにくい資産でもあります。
将来引っ越したとしても、どんな空間にも馴染み、
一生使い続けることができます。
1. ダイニングを変える:PH 5(ルイスポールセン)
もしダイニングの雰囲気を
一つだけのアイテムで変えるなら、
私は迷わず照明をおすすめします。
そして、味気ないダイニングテーブルを、
最高級のレストランに変えてくれるのが、PH 5です。
計算し尽くされたシェードの重なりにより、
電球の眩しさ(グレア)が100%カットされています。
どこから見ても眩しくないのに、
テーブルの上は明るいを実現できます。
PH5についてはこちらの記事でもより詳しく解説しています
▶失敗せずにルイスポールセンPH5を購入するためのポイントまとめ
2. 部屋が広くなる:スノードロップ(レ・クリント)
部屋の広さの印象は、
実は「照明の配置」で大きく変わります。
部屋が狭いと感じているなら、照明不足かも。
部屋の隅が暗いと、視線が止まってしまい空間が狭く感じます。
華奢なシルエットと、優しいペーパーシェードの電球色のあかりが
ほっと一息つく時間を与えてくれます。
可動範囲が広く、いろんな場面に使えるので
ベッドサイドでも、ソファ横のスポットでも馴染む優秀アイテムです。
コンセントを差すだけ。工事は一切不要です。
3. 「居心地のよさ」をどこでも:パンテラ (ルイスポールセン)
買ってよかったと感じやすいのがテーブルライト。
おすすめなのがポータブルライトです。
ダイニング、ソファ、寝室、必要なときにどこでも置けます。
さらにポータブルライトならベランダでも連れていけます。
備え付けのダウンライトの位置が悪くても、
このランプを自分の横に置くだけで、そこがお気に入りの空間に早変わり。
特徴的なシルエットと送付なカラーバリエーションが魅力です。
まとめ|照明を変えることは、居心地を変えること
照明は家具よりも長く使うことが多いアイテムです。
私のクライアントでも、
10年以上同じ照明を使い続けている方は珍しくありません。
だからこそ、
最初に少しだけ良いものを選ぶと
暮らしの満足度がずっと高くなります。
「夜、家に帰るのが楽しみになる」
そんな空間は、たったひとつのライトから始まります。
まずは、一番長く過ごす場所のライトを1つ、お気に入りに変えてみませんか?
照明を買うならおすすめのショップは、ラ・ヴィータです。
おすすめポイントをまとめた記事はこちら
▶住まいの照明 ラ・ヴィータの評判は?口コミ・北欧部屋へのおすすめ紹介
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