【一級建築士が解説】収納は“どこに何をしまうか”で決まる!後悔しない収納計画の作り方
こんにちは。一級建築士・むっちゃんです。
今回は、戸建て・マンション問わず、後悔しやすい収納計画について解説します。
どこに“何を”しまうか、考えていますか?
前回の記事では、
「収納は廊下またはLDKに最低1つ・各洋室に必要」 という話をしました。
今回はさらに一歩踏み込んで、
「それぞれの収納の大きさや使い方勝手」についてプロ目線で解説します。
リビング(または廊下)に収納したい“大きめのもの”
- 掃除機
- アイロン・アイロン台
- 裁縫道具
- 脚立
- 季節の飾り
- インテリア用品
- 花瓶
- ストック品(電池・電球・ティッシュ など)
廊下またはリビングに物入が1つでもあれば解決します。
これらは、「奥行き40〜45cm程度」が扱いやすいサイズです。
物入の幅については、収納する量によるのでまずは何を入れたいのかを
ピックアップしてみましょう。
リビング収納
リビングに散らかりがちなものは?
私がこれまで見てきたご家庭で、リビングに散らかりがちなものは以下の通りです。
- 雑誌・新聞
- 手紙・DM・チラシ
- 本・教科書
- 一時的に脱いだ服や上着
- おもちゃ・ゲーム類
- カバン
- PC関連用品
- 文房具・宿題セット
- 美容機器や健康グッズ
これらは「奥行きが浅い収納(20〜30cm程度)」があるだけでかなりスッキリします。
リビングに物入があるメリット
- 散らかりやすい物の“定位置”ができる
- 置き家具が減り、LDKが広く見える
- 急な来客でも片付けがラク
リビングクローク(リビクロ)のススメ
リビングから直接出し入れできる収納=リビクロ。
最近の家づくりでは人気で、マンションなどでも取り入れられるようになってきました。
リビクロのメリット
- 置き家具不要でLDKがスッキリ
- リビングで使うものをまとめて管理できる
- コンセントをつけると掃除機の充電や家電収納も可能
※ 掃除機を壁掛けするなら、下地補強を忘れずに!
リビクロについては、今後更に深堀りして記事にしようと思います。
パントリー・キッチンクローク
カップボードだけでは収納不足になりがちなキッチン。
パントリー・キッチンクロークのメリット
- キッチン器具を隠せる(冷蔵庫などを隠してスッキリ見せる)
- 生活感の出るゴミ箱を隠せる
- 非常食・飲料水のストックも入る
冷蔵庫などの大型キッチン家電を除くと、奥行きは45cm程度あれば十分です。
洗面室に収納があると生活が変わる
洗面室・脱衣室は「収納が少ない」の声が本当に多い場所。
洗面室で使うものは
ボディーソープ・シャンプーなどのストック
洗剤・柔軟剤などのストック
ドライヤー・ヘアアイロン
基礎化粧品
タオル類
歯ブラシ・デンタルケア用品 など
実はかなり多いんです。
一級建築士のおすすめポイント
それは、洗面室の収納を思い切って増やして、
「下着・パジャマも洗面室(脱衣室)にまとめること。」
「お風呂 → 着替え」と「洗濯・乾燥→収納」が一箇所で完結し、家事が爆ラクになります。
洋室の収納
おすすめ寸法
- ハンガーパイプ1本 → 奥行き60cm以上
- ハンガーパイプ2本→ 奥行き1m以上
- 布団をしまうなら→奥行き1m以上
この寸法がないと、服が回転してしまい、実用的な収納ができません。
布団をしまう場合も要注意です。
まとめ:収納は“量よりサイズと配置”
暮らしやすさはここで決まる 収納でよくある後悔は、
しまう物と収納のサイズや配置が一致しないことから来ます。
あなたの家づくりや家選びが快適になるよう、
ぜひ今回の内容をチェックに活かしてみてください。


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